いつもお世話になっております。土保産業(株)の総務部 樋口です。
今回は、筋掘りの幅と深さについてです。下記画像を参考にしてください。
筋掘りの幅
筋堀は上記の寸法となります。
どう言う事かと言うと、パイラーは直線状態からコーナー施工の時には直角に2枚圧入出来ます。
①のクレーンによる吊移動では2枚圧入しているので3本足の場合1本、4本足の場合2本外れます。
この為に4本足の場合、W1/2(600)+200=800必要となります。
②の自走による寸法はクレーンで吊れない時の寸法で2枚目の圧入途中にパイラー自身で移動するので、1枚にしか掴めなく3本が外れてしまいます。
この為3枚x400mm=1200必要となります。
クレーンによる吊移動
筋掘りの深さ
パイラーの足(クランプ)は約500mmあります。
この為、筋掘り深さは矢板の天端-500mmの深さとなります。
ジェット併用時は、ジェットにより吹き上げた砂が溜まりますので300ほど深く筋掘りします。