• 大阪府東大阪市布市町3丁目1番41号

バイブロハンマ工法

振動式杭打機で強制振動を杭や鋼矢板に伝達させ、
先端の抵抗 及び、摩擦抵抗を急速かつ一時的に低減

本工法は打撃工法と比較すると、騒音が一般的に小さく、ベースマシンに主としてクレーンを用いることから、3点支持式杭打機が入れないような場所での施工も可能等の特徴があります。
またバイブロハンマー単独での施工が困難な硬質地盤への打設は ウォータージェットを併用させた補助工法にて施工を行う事が可能になります。

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打込み原理の概念

バイブロハンマによる杭の打込み原理は、起振機で発生する上下方向の起振力を材料に伝達させることにより、材料の周面摩擦力および先端抵抗力を動的に低減して打設します。
動周面抵抗力に対してバイブロハンマの起振力が、動先端抵抗に対しては材料とチャックを含むバイブロハンマ本体質量の和が同時に上回れば打込みが可能となります。

工法の特徴

  • 普及率が高く汎用性に優れるため、機械の手配や施工計画が容易。
  • 打込み速度が速く、施工性・経済性に優れる。
  • 鋼矢板・鋼杭・コンクリート矢板等、施工対象材料を選ばない。
  • クローラクレーンを主たるベースマシンとして使用することによる施工上のメリットが多い。
  • 施工中の打込み・引抜きが容易であり、精度良く施工可能。特にゼロ型バイブロハンマを用いれば、杭頭天端合わせが極めて容易。
  • 各種のチャック装置が準備され、種々の形状を持つ矢板や杭を自由に把持できる。

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