液状化抑止工法

排水機能を持たせた杭材で連続した地下壁を作り
地震時における周辺地盤の過剰間隙水圧を早期に消散

本工法は、液状化による甚大な被害から、人命や環境を守るために開発されました。
排水機能を持たせた杭材は、地震における周辺地盤の過剰間隙水圧を早期に消散させ、液状化を抑止します。
また、剛性を持つ杭材を圧入していくことtで連続した地下壁が完成するので、水平方向に移動する液状化層【側方流動】に対して強力に対抗できます。

液状化とは

「液状化とは、 地下水位が高く緩い密度の砂地盤において、 地震が発生すると砂粒子間の間隙水圧が急激に上昇するため、 砂粒子は水中に浮遊する状態となり地盤が液体のようになる現象です。
この現象によって建築物、橋梁、護岸、地下構造物などに大きな被害が生じるため、その対策が急務となっております。
液状化抑止工法の適用構造物としては、各種施設の構造物基礎・地下構造物・盛土・護岸などの構造物が挙げられます。