• 大阪府東大阪市布市町3丁目1番41号

上部障害クリア工法

従来工法では施工不可能な空頭制限下での施工を可能とし、
インフラ機能を維持しながらの再生・強化を実現

上部障害クリア工法は、橋梁下や高圧電線下などの従来機では施工困難な空頭制限下においても、低空頭専用機「クリアパイラー」を用いて鋼矢板や鋼管矢板などの圧入を可能にする工法です。

NETIS(国土交通省 新技術情報提供システム)登録番号 :CB-060016-V

仮設レス施工を実現したGRBシステム

 GRBシステムは、完成杭から反力を得る「圧入原理」を応用した施工システムで、杭の搬送・建て込み・圧入など圧入 GRBシステム施工施工の全工程を完成杭上だけで完結させることができます。
全ての機械装置が完成杭をつかんで自立しているため転倒の危険性は無く、工事の影響範囲は杭上の機械幅のみにまで抑えられます。
水上、傾斜地、不整地、狭隘地、低空頭地でも仮設桟橋や仮設道路など一切の仮設工事を不要とし、本来の目的である本体工事だけを効率的に行う“仮設レス施工”を実現しました。

空頭制限施工について

 当工法では、空頭制限に特化した専用のクリアパイラーを用いることで、杭の計画レベルから上空障害まで、U形鋼矢板400mm幅で1,550㎜、鋼管矢板φ800~1,000で2,400㎜以上のクリアランスがあれば、施工が可能です。 上記条件における杭材の建て込み長や、その他杭材における空頭制限施工時の各種寸法については、弊社までお問合せください。 

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工法の特徴

 低空頭専用機「クリアパイラー」は、付属の吊込装置を用い、杭材建て込み時に必要な作業空間を圧縮することができます。また、専用に開発されたチャック機構により、杭材の建て込み位置をより低くすることで、杭材の長さを最大限まで長くできるため、より効率的な施工を可能にします。

施工システムのコンパクト化により、上部構造物を撤去・復旧する必要がなく、複数機の導入による同時施工も可能で、飛躍的に工期を短縮できます。

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