• 大阪府東大阪市布市町3丁目1番41号

ウォータージェット併用工法

杭先端部の地盤に、高圧水を噴出する事で
岩盤や玉石混じり礫地盤等の硬質土層に杭を打ち込む

 砂質地盤で杭に静荷重を加えると、先端で土粒子が圧密され先端抵抗が大きくなります。これは、杭の先端と継手部を損傷させ、圧入施工を阻害する大きな要素となって杭の貫入を困難にします。
そこで、杭先端部の地盤に高圧水を噴出することで、土粒子間の間隙水圧を一時的に高め、土粒子が移動しやすい状態を作り出します。
同時に地上に湧きあがろうとする噴流水で杭の周面を潤滑させながら、継手部に侵入する土石の締め固まりを防ぐのです。
こうして貫入抵抗力を軽減し、杭を損傷させることなく小さい圧入力で効率的な圧入施工を行います。

併用圧入の優位性

貫入抵抗力を低減することで小さな力で圧入できるため杭の損傷を防止できます。
また、施工状況に応じて噴流水の量を自在に調整できるため、地盤への影響を最小限に抑えることができます。
圧入工法では、すでに施工が完了した完成杭を反力とするため、ウォータジェットを併用して圧入された杭の周面摩擦抵抗力が、施工直後に十分回復していることを確認できます。

工法の特徴

圧入機(Uパイラー)本体には、同位置から進行方向と直角に左右各2枚づつ計4枚の鋼矢板を圧入および引き抜き可能な「コーナーフォー(C4)」機構が標準装備されています。 圧入機本体の位置を変えずに、コーナーを曲がった進行方向に2枚目まで圧入し、方向転換時の反力杭としてその後ろ側(進行方向と反対側)にも2枚まで施工できます。

 圧入機本体には、チャック回転、マスト旋回、クランプ左右のメカニズムが備わっており、カーブや複雑な計画法線にも対応することができます。最小施工半径は、杭材および圧入機の仕様によって異なります。

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